ヴィシュヌ

ヴィシュヌ(24kb)


魔神 Visun

インドのディーヴァ神族の3主神の一柱。慈愛に溢れた光明のの神で、善き者の守護神。
インドの神話。
ブラフマー、シヴァと共にトリムールティを形成する、ヒンドゥー教の最高神。
ヴィシュヌとは、「vis(広がる、行き渡る)」を語幹とし、「リグ・ヴェーダ」において、太陽の光を神格化したした神であった。ヴェーダ時代は、数ある太陽神の一つである彼だったが、後のヒンドゥー教の時代になると、様々の英雄達を自分のアヴァターラ(化身)として取り込む事によって、シヴァと並ぶ最高神の地位を獲得したのである。
彼の10あるアヴァターラは次のようである。

●マツヤ(魚)●クールマ(亀)●ヴァラーハ(野猪)●ヴァーマナ(矮人)●ヌリシンハ(人獅子)●パラシューマ(斧を持つラーマ)●ラーマ●クリシュナ●ブッダ(仏陀)●カルキ(救世主)

ヴィシュヌはその名の意味の指す通り、ダルマ(正義)が失われ、アダルマ(不道徳)が世界を蓋う度に、ヴィシュヌはアヴァターラとして地上に現れ、悪を滅ぼすのである。化身の数は、多いときは22種挙げられる事もあるが、一般的には上の10化身(ダジャ・アヴァターラ)がよく知られている。
また、ヒンドゥー教のヴィシュヌ派によれば、宇宙がまだ混沌でしかなかった時代、ヴィシュヌはアナンタの上で眠っていたという。やがて、彼の臍(ヘソ)に一本の蓮の花が咲き、その中からブラフマーが生まれた。そして、その額(ヒタイ)からはシヴァが生まれたのである。
ヴィシュヌは、前述したアナンタの上で寝たり、腰掛けている姿で描かれる事が多い。仏教で言う半か(片足を、もう一方の足に乗せる座り方)の形座り、4本の腕にそれぞれ持物(仏教で言う、仏像の持物)を持っている。第1の手には、法螺貝のパンチャジャナ。第2の手には、ヴィシュヌのシンボルとも言えるチャクラを。第3の手には、カウモーダキーという棍棒。第4の手には、蓮の花が握られている。
ヴィシュヌはメール山の中心にあるヴァインクタを居城とし、妻ラクシュミーと共に暮らしている。
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