ラクシュミ

ラクシュミ(28kb)

女神 Lakshimi

インドで最も人気の高い、美と豊饒と幸運の女神。今はヴィシュヌの神妃だが、その時代の最も強大な神妃となっている。
インドの神話。
ヴィシュヌの妃であり、人々に幸福と富をもたらす女神である。
アムリタの中から生まれた。別名、シュリー。

彼女は、4本の腕を持ち、紅い蓮の花に乗った姿で表される。そこから、パドマー(紅蓮花の女形)とも呼ばれる。その姿は光り輝き、誰もがため息を吐くほど美しかったという。
ラクシュミの像には、8つの姿があるとされているが、その中で一番多いのは、「ガジャ・ラクシュミー」と呼ばれるものだ。左右に立つ二頭の象(ガジャ)が、女神の頭上に聖水を注いでいる図である。
また、彼女はアムリタから生まれたとされているが、それ以前に聖仙ブリグの娘として生まれている。だが、リシの呪いから逃れるために、乳海に隠れたのだ。

夫であるヴィシュヌのアヴァターラ(化身)に付き添い、彼女もまた、
ダラーニ、シーター、ルクシニーなど、様々に化身する。夫に対し献身的なその姿から、インドでは家庭の神としても一般的である。
ラクシュミーはインドにおける女性の理想像といえる。しかし、彼女はチャンチャラー(移り気な者)とも呼ばれる。それは、彼女が幸運の女神であるからだろう。幸運とは常に流動的なものである。

仏教に入ると、彼女は「吉祥天」として、美と富の神となる。財神である毘沙門天の妻とされた。

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