●魔神皇の魔界
s・バレット >
これって濃いのかなあ……
まあいいや。濃いんだろう、神話の質問だから。
最近ifやっとるんですけどね、どうも疑問に思うことがありましてねえ。
と、言うのは、あの魔界の元ネタはなんなのかってこと。
嫉妬界とか憤怒界とか。あれらは何が元になってるんでしょう?アキラルートがエジプト臭いから、そっちから来てるのかな〜、と思ってエジプトの神話の本をざっと見たけど、オシリスとかバーのことしか書いてないし……
エジプトじゃないんでしょ〜か。
誰か、俺は知ってるぜ〜ってな物識りさん、教えてくださいまし。
モコ >
私も良く知らないですが・・・
7つの大罪から来ているのでは・・
映画の「セブン」とかで出てきましたよね。
傲慢、大食・・は、あったような・・あ、でも他に無いかな(−−;
嫉妬、復讐、妬み、とか。
ブラピが最後にやっちゃうのが、復讐なんですよね。
木霊 >
初めまして
7つの大罪は、傲慢、強欲、色欲、嫉妬、大食、憤怒、怠惰の7つです。
さすがに色欲は出せなかったようですね。
確かそれぞれ各魔王が支配していたと思います。
たしか、大食をベールゼブブ、怠惰をアスタロト、傲慢をルシファー当たりが。
(この辺はうろ覚えです。)
w・ウェルナンデス・フローレスの『7つの柱』は、この7つの大罪がテーマになっています。
あと、アキラルートの“ノモス”は、エジプトのナイル川流域を区分する、県に相当するものらしいです。
s・バレット >
モコさん、木霊さん御返答ありがとうございまする。
そうか、七つの大罪だったのか……リリス、色欲界のボス
でもよかったんですな。と、いうより、そっちの方が本領発揮といった感じ。おそらく色欲界が創造されなかったのは、狭間、
後ろ暗かったんだろ〜さ。香山先生。
かなしいねえ。
TA >
キリスト教神学において七つの大罪がデーモン化されるのは、ドイツのハンス・ブルクマイアーが始めた木版画がその出発点であったことは間違いありません。
上のほうでモコさんが映画「セブン」について指摘なさっていますが、これと同様、七つの大罪とデーモンを結び付けることを題材とした通俗的なオカルティズムはうんざりするほど見かけます。
しかし、一方で、七つの劣悪な欲望は動物の姿であらわされることもあり、if…の場合はこちらを採用しているのは明らかなのです。
すなわち、傲慢→ライオン
嫉妬→蛇
憤怒→ユニコーン
怠惰→熊
貪欲→狐
暴食→豚
欲情→蠍
言うまでもなく、これらは各界の主要悪魔と対応しています。
傲慢界のボス・ヴィネはソロモンの霊七十二柱の悪魔で、黒馬に跨り、クサリヘビを持つライオンとして表されます。
嫉妬界のリリスは、中世の誘惑するヘビのイメージ(エキドナやラミアも同起源でしょう)から来ています(つまり、彼女がこの界のボスであるのは必然というわけ)。
憤怒界のボスはアムドゥシアスですが、あまり馴染みが無いかもしれないので説明しておきますと、彼(?)もやはりソロモンの霊七十二柱の悪魔の一人で、オーケストラなしで音楽を奏でることのできるユニコーンの姿を取ります。
怠惰界のボスはバラムでしたが、彼もまたソロモンの霊七十二柱の悪魔の一人で、三つの頭を持ち、熊に跨ったデーモンとして現れます。
ゲーム中では恐らくエノクのデーモンリストに準拠しており、牡牛と人間と牡羊の頭、ヘビの尾、燃えあがる眼を持ち、猛り狂う熊に跨り、手首に鷹を止まらせた状態の姿を取っています。
貪欲界のボスはチェフェイでしたが、……チェフェイって何?
とにかくヤツは狐の姿を取ってましたよね。
暴食にあたるのは飽食でしょう。飽食界には際限なく食い続けるオーカスがいましたね。
オーカスは元々ハーデスの別名でしたが、今日ではすっかり豚の姿のザコモンスター、オークの語源としてとらえられています。
で、欲情ですが……いまだにこれがわかりません。
考えられるのはハザマの精神世界か、やはり香山先生関係だとは思うのですが…。
どなたか、蠍と結び付けられる方、いらっしゃいませんでしょうか?
なえ >
蠍っていうとエジプトの神獣で
パピルサグというのがいたと思うのですが
今手元に資料が無くてちょっとどんなタイプのコなのか
はっきりしないです、ごめんなさい。
どなたか詳しい方いらっしゃったらおねがいします〜。
あいまいでごめんなさい。
TA >
「ギルガメシュ叙事詩」にパピルサグは出てたはずだから…彼はオリエント(バビロニア)の奴ですね。
ティアマトの配下だったはずです。
いや、そうじゃなくて、七つの大罪のうち六つが異界およびそれに対応する「獣」とシンクロしてたわけですから、残る一つ「欲情」はどう表されているか、そしてそれに対応する「蠍」はどのように組み込まれているか、を知りたかったのです。
s・バレット >
ど〜も、七つの大罪をあらわす七種の獣と故事付けラレている(と、しか私には思えんのだが、違うんですかね?)ボス悪魔たちの典拠である、ソロモンの霊七二柱の中には、蠍の姿をして現われるものがいないようですね。まあ、そのせいでTAさんは「何なんだろ?」って言ってんだと思いますがね。
真1にタムズという魔獣が出てきましたよね。スペインの魔獣で、イシュタルの夫・タンムズ神がもともとの姿だと聞くが……神学のなかで、こいつがデーモン化されているってこと、ないかなあ。
TA >
ん?いえ、別に無理やりソロモンの霊七十二柱に結びつける必要はないんです。
七つの罪のうち六つまでが「異界」で表されるのならば、もう一つはどこのことを指すのか、またそれに伴う「獣」はどういう形で描かれているのか、ということです(貪欲界と飽食界はソロモンの霊と関連が無いですし)。
ちなみに、七つの大罪とデーモンとの結びつきは次のとおりです。
傲慢→ルシファー
嫉妬→レヴィアサン
憤怒→サタン
怠惰→ベルフェゴール
貪欲→マモン
暴食→ベルゼブブ
欲情→アスモデウス
オリジナルはドイツのイエズス会士、ペーター・ビンスフェルトです。
これ自体デーモン学的な歴史とはあまり関連がなさそうですが、とりあえず見栄えはしますね。
いろんなオカルト関係で気軽に取り扱われるのも分かる気がする。
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